《明日リーグ開幕!》【4年生ブログリレー最終弾】
- 慶應義塾體育會庭球部
- 9月4日
- 読了時間: 6分

9/5(金)から行われる2025年関東大学テニスリーグまであと1日となりました!
本日は4年生ブログリレー第3弾です!
「テニス人生を振り返って〜リーグ・王座への意気込み〜」というテーマで、第4弾に渡ってお届けしております✨
最終弾は大橋麗美華/菅谷優作/中島玲亜/有本響の4人です!
それぞれの想いをHPでぜひご覧ください🔥
最後まで全員で戦い抜きますので、どうぞご声援のほど宜しくお願い致します!
大橋麗美華
総合政策学部
光明学園相模原高等学校出身

5歳の頃からテニスを始め、気づけば17年が経ちました。振り返ると、これまでのテニス人生は本当に多くの方々の支えによって成り立ってきたと強く感じています。
12歳から15歳までアメリカにテニス留学に行かせていただき、帰国後も多くの方々のご支援のもと慶應義塾大学に進学することができました。
大学に入ってからは、初めて部活動に所属し、団体戦の責任や組織の中での役割、仲間との信頼関係を築いていく中で、「誰かのために戦いたい」という思いへと変わっていきました。それは今の自分のテニスを支える大切な原動力になっていると感じています。
また大学生活を通じて、結果だけでなく過程を大切にしてプレーすることの意義、そして仲間や支えてくださる方々の存在の大きさに気づくことができました。その中で「応援される選手でありたい」という思いも強くなりました。慶應庭球部という最高の環境で、仲間と共に過ごせた時間は、かけがえのない経験であり、「慶應に入って本当に良かった」と心から思います。
そして今、大学テニスの集大成であるリーグ戦・王座を迎えます。これまで築いてきたテニス人生の全てを賭けて、慶應テニスを背負って最後まで戦い抜きたいと思います。最高の仲間とともに、愛媛で最高の思い出を作り、最後は笑顔で締めくくれるよう全力を尽くします。
菅谷優作
法学部法律学科
慶應義塾高等学校出身

4歳の時、兄のレッスンの球拾いがきっかけで出会い、18年間続けてきたテニス人生もいよいよラストスパート。
テニスは僕にとって人生そのものであり、数えきれないほどの挫折と喜びを与えてくれました。小学校4年生の時、最年少で全国小学生大会に出場し、「将来は世界一になる」なんて天狗になっていた僕の前に立ちはだかったのは、同い年の丸坊主天才少年「アリモトヒビキ」。見事に0-6で完敗。思い返せばこれが僕のテニス人生初めての挫折です。
そこからというもの留学は失敗するわ、シングルスは日本一になれないわ、思い通りなんて滅多にならず、幾度となく壁にぶつかってきました。ただそれでもやめたいとは思いませんでした。それ以上に、テニスを通じて得られるものが大きかったからです。
仲間と共に全力で目標達成に向かって努力すること。達成した時に仲間と喜びを分かち合うこと。そして何より、数えきれないほどの大切な人に出会えたこと。そのすべてが僕の人生を彩ってくれました。
そしてあの時挫折を味合わせてきたアリモトヒビキは、今では副将として共に戦う仲間であり、初めての日本一を経験させてくれたダブルスパートナーでもあります。こんなことあるんですね。
世界一のテニス選手、ましてや自分の力だけでは日本一にもなれませんでしたが、誰よりもテニス人生を楽しんだと自信をもって言えます。これまでのテニス人生で支えてくれた家族、仲間、指導してくれた方を々初め、関わってくれたすべての人に恩返しするために、最後のリーグ戦・王座で自分のテニス人生を表現します。もう一度みんなで最高の景色見よう。
テニスへ。最後ぐらい思い通りになってくれよ。
中島玲亜
総合政策学部
岡山学芸館高等学校出身

小学校1年生から始めたテニス人生も、いよいよ最後の舞台を迎えます。幼い頃は父と二人で練習を重ね、気づけばずっとコートに立ち、テニスを磨き続けてきました。高校では、岡山学芸館で団体日本一を目指し、コロナ禍で試合がなくなる悔しさも経験しました。ラストインターハイでは、決勝で私は敗れましたが、キャプテンとして仲間とつくり上げたチームで日本一になれた瞬間、大号泣したあの光景は一生忘れません。
その時、「もう一度団体戦で日本一になりたい」と強く誓い、様々な方のサポートがあり慶應に進学することが出来ました。1年目に王座でダブルスに出場し、日本一を味わったことは、大学テニスの原点であり、私を突き動かす力となりました。2・3年は王座に届かず悔しい思いをしましたが、その中で私は確実にプレーも心も成長してきたと感じています。
そして今、副将として挑むラストシーズン。私が貫くのは「私らしいテニス」です。粘り強い打ちじこりのプレーと、片足を上げて拳を突き上げる、会場中に響き渡る大きな「カモン」。その姿で必ずチームを鼓舞し、後輩たちと共に王座の舞台に立ちます。
ここまでどんな時でも背中を押し続けてくれた岡山にいる家族、監督・コーチ、OBOGの皆様、そして全ての仲間に感謝を込め、最後の瞬間まで全力で戦い抜きます。応援よろしくお願いします。
有本響
総合政策学部
慶應義塾高等学校出身

私は5歳から現在に至るまで、16年間テニスを続けてきました。ラケットを初めて握った日から、テニスは私の生活の中心にあり、小中学生時代は順風満帆なテニス生活を送っていました。大会での成績も安定しており、自信を持ってプレーできていたあの頃は、テニスにおける困難や壁を深く意識することはありませんでした。
しかし、高校に進学してから状況は一変しました。突然、自分の思い通りにラケットを振ることができなくなり、自信のあったショットが乱れ始めました。いわゆる「イップス」に悩まされ、自身のプレーに対する信頼を失いました。それまで順調だっただけに、精神的なショックは大きく、何度もテニスから逃げ出したくなる日々が続きました。
それでも私を支えてくれたのは、挑戦することを諦めなかった自身の姿勢と周囲の仲間たちの励ましでした。うまく打てない日でも毎日コートに立ち続け、あらゆることに取り組みました。時間はかかりましたが、少しずつ感覚を取り戻し、もう一度自身のテニスに自信を持てるようになっていきました。
そして今年、私は副将という立場でチームを引っ張る役割を任されました。プレーヤーとしてだけでなく、仲間を支える責任も感じながら、日々挑戦し続けています。かつて乗り越えた大きな壁の経験があるからこそ、仲間の不安や緊張にも寄り添い、チーム全体の士気を高めることができると実感しています。引き続き挑戦を続け、チームの歴史的勝利に大きく貢献したいと思います。