4年生ブログリレー 第3弾

10/7(金)から行われる2022年度全日本大学対抗テニス王座決定試合開幕まであと10日となりました。


本日は、4年生ブログリレー第3弾をお届けします。

「テニス人生を振り返って 〜リーグ・王座への意気込み〜」というテーマで、王座まで第5弾に渡る企画となっております。

第3弾では日置和暉/平出匠史/増岡忠洋/山本千遥の4人をご紹介します。


日置和暉

生きていると、「自分に自信を持とう!」という言葉をよく耳にします。テニス人生を振り返っても、数え切れぬほど「自信」という言葉を耳にしてきました。どうやら、世の中には「根拠のない自信」を持っている人がいるようですが、私は残念なことに根拠のない自信を持ち合わせていないようである(と自己分析しています)。そんな私はよく、一体どうすれば自信が身につくのだろうかと考えていました。

あるとき、自信という言葉を「自分を信じる」という意味ではなく、「自分に対する信用」という意味で捉えてみました。そうすると派生して「他者に対する信用」という言葉が想起されました。世の中には信用できる人もいれば、信用できない人もいて、その違いは何なのかと考えてみると、おそらく沢山の要因がありますが、私の中では「約束を守ること」が信用にとって大きな要因になると考えました。約束を裏切られることで信用は失われる一方で、きちんと約束を守り、さらには約束を守る以上のことをしてくれることが信用につながると思います。これを自分自身に置き換えると、自分との約束を守り続けることが自分に対する信用へとつながり、結果的に自信を持った状態になれるのかもしれない、と考えるようになりました。

そう考えると、大学テニスは自信を身につけるのに最適な環境だったと思います。高校時代までとは異なり、指導者は少なく、練習時間も短く、さらには一人暮らしも始め、自由を手にしたものの自分次第といった日々が続きました。自分を律して自分との約束を守り続けることを通して、振り返ると入学したときよりだいぶ意志が強くなったように思います。そして自信を持って試合に臨むことができるようになり、最終年にはようやく全国大会にも出場できました。もう大学テニスに思い残すことはない、と言いたいところですが、やはり1年次、3年次の王座決勝での敗戦は非常に悔やまれるものでした。慶應庭球部は、ここ10年で8回王座決勝に進出するものの、全て敗れています。今年の王座では、最高の仲間たちとともに目標である男女での王座アベック優勝を成し遂げ、何も思い残すことなく大学テニスを締めくくりたいです。



平出匠史

テニス人生を振り返っても、小中はテニス部がなくずっとJITC、高校で庭球部に入部できず、大学四年間がほぼ全て。理想ではなかった生活を歩んできました。

1年は本当に精一杯でした。恐ろしいほど勝てない試合、まるで犬のように無我夢中でボールに向かって走った団体戦ボーラー、確りとした上下関係など様々。特に団体戦期間が辛すぎて、王座に行きたくないと嘆いたこともありました。しかし、王座を経験し考えが一変しました。日本一を目指せる組織、ここにいることは当たり前に簡単ではないけど、だからこそ本気で頑張りたいと思い始めました。

2年になり学連の仕事を担い始めました。慶應テニスとはまた違う個性的な人たちに囲まれ、テニスと並行して頑張ってきました。大会の裏側って実はこんなに大変で、でも大切な経験だなと実感しました。テニスでは、初めて早慶交流試合が開催され、慶應を目指した一番の理由である早慶戦に出場する夢を叶えるチャンスができました。しかし部内戦で惜敗が重なり、出場は叶いませんでした。しかし、明確に目指すべきゴールが見えた気がしました。

3年は自分にとって変革期だったと思います。学連では全日副理事長になり、インカレなど大きい大会を統括する責任感を与えられました。5時半起き24時寝が当たり前の生活を送りましたが、慶應の部員が勝ち進むこと、何より最高な学連の仲間が支えになりました。王座では決勝戦がとにかく印象的でした。初めて学連として関わった王座、本当に歯がゆい思いをしました。早慶共に譲らない最高な展開をしているのに、学連であるが故に応援できないことがこんなにも辛いのかと。3-6で敗北し、悔しさとお世話になった先輩たちへの思いで胸がいっぱいになり、堪えきれなかった涙を流したのを今でも覚えています。でも凄く貴重な経験でした。

最後の年の4年、一言で表せば「夢が叶った」。早慶交流試合の舞台に立つことができました。本当に嬉しかった。最高な親孝行でした。が、欲を言えば惜敗したことが悔しかった。相手は九州地方を代表する名門高校出身の1年生、高校3年間のブランクを抱えた自分があそこまで互角にやりあえたのは、テニスでも実は成長していたのかもしれないですね。その後インカレ運営があり、責任者としての立場の難しさを痛感しました。精神的にしんどい中で支えてくれたのはやはり学連の仲間でした。感謝しかないです。

リーグを上位通過し、今年も慶應が男女揃って王座に進むことができました。今年も部員としてチームを応援することはできませんが、気持ちを内に秘めて全力で応援しています。去年流した悔し涙は、祝福の涙に変えて。

長くなりましたが、唯一無二のテニス人生を送れたことに今一度感謝の意を示したいと思います。王座の閉会式で慶應に優勝トロフィーを渡せることを心から楽しみにしています。慶應義塾体育会庭球部を応援して下さる皆様、最後まで温かいご支援を宜しくお願い致します。

この上ない、最初で最後のテニス部活動をありがとうございました。



増岡忠洋

あの時、テニス部に入っていて本当に良かった。小学5年生になった自分は、テニス部とコンピュータークラブのどちらに入るかで頭を悩ませていた(インドア派の自分に、コンピュータークラブはとても魅力的に見えた)。担任のC先生に背中を押され、テニス部に入部した。大学までその競技を続けるなんてことは、当時思ってもみなかった。

約10年間に及ぶ学生テニス人生の中で、様々な経験をし、最高の仲間に出会うことができた。中でも、印象に残っていることを2つ紹介したい。1つ目は、高校1年時の全国選抜。団体戦の楽しさに魅せられ、日々仲間と共に切磋琢磨した。2つ目は、日置和暉。高校生の時に出場したある大会で、彼は自分を6-0でコテンパンにした。笑える程強かった。そんな彼と、大学ではチームメイトになり、ダブルスを組んだ。

コロナ禍と留学を経て、当たり前だと感じていたことが、そう当たり前ではないと強く感じる様になった。自分の学生テニス生活の集大成として、59人の仲間と共に「日本一」という目標に挑めることに感謝し、全ての瞬間を全力で愉しみたい。

最後に、これまでの自分のテニス人生を支えて下さった方々に感謝を申し上げたい。同期、先輩、後輩、監督、コーチ、部長、OBOGの方々、伊藤公平塾長、自分のテニスへの扉を開いてくれたC先生をはじめ、皆様、本当にありがとうございました。そして、この場を借りて両親にも感謝を述べたい。恥ずかしながら、年を経る毎にその有難みを痛感しています。本当にありがとうございました。

さあ、目指すは日本一。



山本千遥

私は慶應庭球部にずっと憧れを持っていました。大学受験では庭球部HPの部員紹介を毎日見ながら、「自分もいつかきっとこのページに載るんだ」という想いで毎日勉強をしていました。そしてやっとの思いで入った慶應で、毎日日吉に通い、四季を感じながら並木道を上がり、いつでもテニスができていたこと、当たり前ではないこうした充実した日々を過ごせていたことに感謝の気持ちと、ただひたすらに幸せな気持ちで一杯です。

実際に、やっとの想いで入部した庭球部での時間は、私が想像していたよりもかなり苦しく、ただ私にとってかけがえのない大切なものになりました。ただ、その背景には入部して終わりではなくやるからには大学4年間、後悔のないようにテニスをやりきりたいという自分の強い意志と、私の意志を後押ししてくれる存在がありました。

私自身の大きな課題として、フリー練習の相手がいない、誘えないということに何度も惨めな思いをしました。またメンバーにはなれないのになぜ体育会に入ったのかと聞かれ、一瞬戸惑うこともありました。ですが、実際にはオフの日も夜遅くにでも練習してくれた同期や積極的に誘ってくれた先輩がおり、特に私たちの代は、同期に恵まれていたと強く感じています。レベルは様々である中でも皆テニスが大好きで皆一生懸命に練習をしていたり、「試合で勝つのって本当に嬉しいよね、後輩の一人一人にも慶應庭球部に入って良かったと思ってほしい、そのために私たちに何ができるか、より良い部活ってなんだろう」と真剣に話したアツい同期はこれからも一生の宝物です。そして、慶應庭球部に入って良かったと心から思える後悔のない4年間にできました。

私たちの代はコロナ禍で激動の4年間を経験しましたが、感覚としては同じような毎日を日々繰り返しているようで不安になることも多々ありました。ですが、実際には、個人としてもチームとしても少しずつでも確実に前に進んでおり、学年やチームに関係なく話をする温かさのあるチームになりました。皆で自分のテニスに、チームのテニスに全力で取り組んできた結果は必ず報われると信じています。

選手サポートに関係なく、全部員が毎日きついトレーニングを乗り切り、休みの日も練習をしてきた皆の努力は私たち自身が1番よく知っています。1年間試合が全くないという経験をした私たちが今年は全員で王座という舞台で闘えることに感謝し、部員一人一人がこのチームで王座優勝できて良かったと心から思えるよう、私自身も残り1ヶ月皆のために全力を尽くしたいと思います。

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