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執筆者の写真慶應義塾體育會庭球部

4年生ブログリレー 第4弾

10/7(金)から行われる2022年度全日本大学対抗テニス王座決定試合開幕まであと3日となりました。


本日は、4年生ブログリレー第4弾をお届けします。

「テニス人生を振り返って 〜リーグ・王座への意気込み〜」というテーマで、王座まで第5弾に渡る企画となっております。

第4弾では永田杏里/今田穂/石島和香の3人をご紹介します。


永田杏里

私は、今年のリーグ・王座に対して特別な思いを持っています。

昨年、平田主将のもと、私たちは55年ぶりに王座優勝を成し遂げました。入部してからずっと抱いていた目標を達成することができ、とても胸が熱くなる瞬間でした。しかし、コロナによる人数制限の影響で、勝利の瞬間を愛媛の地でチーム全員と共有することが出来ず、それが唯一の心残りとなっていました。

今年こそは絶対にチーム全員で愛媛に行きたいと思っていたので、まずは王座の有観客試合が決まり、ホッとしています。チーム全員で全力で戦える舞台は整ったので、あとはコート上でやり切るだけです!

王座をかけたリーグ戦では、初戦から苦しい展開を強いられた中、勝負所で全員の底力を発揮することが出来ました。リーグの一戦一戦を通してこのチームが成長し、強くなっていくことを実感しました。

王座二連覇というのはもちろん簡単に達成出来ることではありません。だからこそ挑戦し甲斐があり、歴史を変える挑戦が出来ることにありがたさを感じています。

私の同期、後輩は、男女含め一人一人が個性豊かで、全員がそれぞれ沢山の魅力を持っています。本当に最高のチームです。そんな皆と大学テニスの集大成として愛媛で最高の思い出を作りたいと思っています。

絶対にこの大好きなチームで「王座二連覇」を成し遂げられるよう、最後の最後まで全力で戦って参ります!



今田穂

慶應に落ちたらテニスを辞めようと考えていた私にとって、この4年間は想像していた以上に充実した時間でした。そして今「日本一」を目指し活動できていることが非常に嬉しいです。

今までテニスは「相手に勝つこと」で勝利に繋がると思っていましたが、この4年間でテニスは「自分に勝つこと」で勝利をあげられることに気付きました。練習中に調子が悪くてもその中で頑張ることであったり、試合中に逃げたい気持ちに耐えることであったり、自分に勝つことがとても重要だと感じました。しかし、同時に自分に勝つことは私1人ではできないことも知ることができました。いつも隣で一生懸命足を動かし声を出して頑張っている仲間や、チームのために必死にボーラーや審判をしてくれる仲間、そして応援をしてくれている仲間がいるからこそ、自分に勝つことができるのではないかと思います。誰かのためを思い、自分に勝つ。試合に出るときも、試合に出ないときも。これは大学テニスの筆舌に尽くしがたい貴重な経験であり、先輩方のおっしゃる醍醐味なのだと思います。今がまさにその集大成のときであり、その中にいる私は最高に幸せなのかもしれません。

同じチームである部員にはもちろん、監督、コーチ、トレーナーの方々、そして慶應以外でもテニスを通して関わってくださった多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

テニス人生ラストである王座。「やりきった」と完全燃焼できるよう全力を尽くしたいと思います。王座優勝を成し遂げ、最高の形で後輩にバトンを渡したいです。



石島和香

私の長いテニス人生を振り返って見ると、嬉しいことも辛いことも本当にたくさんのことがありましたが、どの経験も私を成長させてくれました。その中でも大学庭球部で過ごした4年間は一生の宝であり、今後の私の人生の糧となるでしょう。特に最後の一年間は幹事になり、始めは私なんかが務まるのだろうかと思っていましたが、これまで自分なりにチーム為に、部員の為に何ができるか考え続けてきました。帯同させてもらったインカレでは劣勢な場面でも果敢に攻めていく部員や、最後まで粘り強く諦めない部員のプレーを見て、心の底からこの人達を応援したいと思いました。これは普段、辛いトレーニングに励み、一生懸命フリー練習している姿を見てきたからだと思います。また、リーグでは今までにない程、ピンチな状況が続きましたが、こんなにも目の前にいる選手を勝たせたいと思った試合はありませんでした。私がテニスをやってきて得たものは、「自分にできることは何でもするから、この試合だけは勝って欲しい…」そう思わせてくれるチームや仲間の存在です。なので、王座では幹事としての責務などという堅いことは考えず、大切な仲間の為にできることを全力でやりたいと思います。そして、必ず男女で王座取ります。

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