8/23(金)から行われる2024年度関東大学テニスリーグまであと1日となりました!
本日は4年生ブログリレー第5弾です!
「テニス人生を振り返って〜リーグ・王座への意気込み〜」というテーマで、第5弾に渡ってお届けしております✨
最終弾は下村亮太朗/高木翼/馬渕麻実の3人です!
それぞれの想いをぜひご覧ください🔥
ラストスパートを全員で駆け抜けて参りますので、引き続きご声援の程、宜しくお願い致します!
下村亮太朗
法学部
慶應義塾高等学校出身
元々アイスホッケー一家だったが、アイスホッケーができる環境にないインドに行ったことでなんとなく始めたテニス。今でもアイスホッケーのようなド派手なスポーツに憧れを持っていて、塾高に入学した時に勇気を持ってアイスホッケー部に入部していたらとか、テニスを辞めていればなんて考えることもしばしばありました。なんせテニスの9割が苦しいことを占めていました。イップスになり今までできたことができなくなる恐怖、周囲の期待に応えることができない自分の無力さ、友人たちが沖縄を満喫する中、意識朦朧としながら走り込みをしている真夏の8月。でもそんな「普通」を犠牲にしたからこそ、「普通じゃない」経験をすることができたと考えております。昨年度の王座優勝はまさに経験した者しか分からない、なんとも言い表せないような感情を抱きました。この経験ができただけで自分のテニス人生は成功だったと言い張ることができます。そして何よりそれを体験するチャンスがもう一度あることがこの上ない幸せです。
最後に自分の庭球部での役割も記述しろとのことなので簡潔に。こんなこと言ったら悪いかもしれませんが主将なんて「チームを勝利に導けば」・「試合に勝てば」仕事の半分はしたようなもんだと思っています。最後ぐらい自分の役割を全うしたいと思います。
もう普通の結果じゃ満足できないのは自分だけじゃないはず。
今年も日本一の景色をみんなで見にいこう。
高木翼
総合政策学部
関西高校出身
4歳からテニスを始めて人生のほとんどをテニスに費やしてきました。高校生の頃は寮で生活し、毎日4~8時間、オフもなくテニスに打ち込んでいました。
特に変わった練習はしていませんし、練習メニューが多かったわけでもなく、一生回り込み逆クロスの球出しと2on1しかしていませんでした。
1日2時間週休2日制の今考えるとよくそんなにコートに立っていたなと自分でも信じられません。
その後多くの方に支援していただき、偏差値40の学校から慶應義塾大学に進学することが出来ました。
こんな僕が入学出来たのは本当に周りの人に恵まれたからだと思います。
高校の3年間と大学の3年間、違ったきつさがありましたが、本当に濃密な学生生活だったと思います。
王座では単複出場し、全勝することが自分の役割だと思っています。
昨年のリーグでは一番接戦だった法政戦で、ファイナル10ポイントタイブレーク、9-4から逆転負けするという大やらかしをしてしまいました。
今年は最上級生となり、学生最後の団体戦になります。
4歳から積み上げてきた全てをぶつけて悔いのないように戦い抜きたいと思います。
王座2連覇に向けて精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。
馬渕麻実
環境情報学部
浜松聖星高等学校出身
「私のテニスと涙」
兄の後を追って4歳から始めたテニス。試合に勝った時、周囲の人達が喜ぶ笑顔をモチベーションに続けてきた。17年間のテニス人生を振り返ると、笑っていた時間よりも泣いている時間の方が多かったように感じる。完璧主義な性格だからこそ、少しのミスも許せずに、勝っていてもベンチで泣いた。小6から怪我が多く、「どうして自分ばかりが」と怪我が少ない選手を羨み泣いた。今まで勝てていた選手に負け続けていく自分が情けなくて泣いた。ファイナル15-13で全国優勝を掴み仲間と抱き合いながら泣いた。私のテニスの顔には必ず塩っ気のある水滴が付いていた。気付けばそんなテニスの影響から涙を流し、視界がぼやける経験が出来るのもラストとなった。慶應庭球部の女子主将として、最後は笑顔が似合う大好きな後輩達と一緒に、笑いながら嬉し涙を流したい。そして、私にテニスを勧めてくれた両親や兄、時に厳しい指導がありながらもテニスの楽しさを教えてくれたコーチ達、テニスをしている麻実がかっこいいと言って応援し続けてくれる友人達、トレーナーさんや病院の先生、その他多くの関係者全員に「感動の涙」という最高のプレゼントを贈りたい。
最後にブルドーザーのように泥臭く、周りを巻き込むプレーを魅せます。皆さん、大きなタオルを準備しておいて下さい。
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